大川駅 ~鶴見線の旅・その2~

鶴見線は
朝晩は工場勤務の通勤客などで混みあうが
日中の運転本数は少ない
鶴見駅から弁天橋駅までは
昼間でも20分おきに運行されているが
その先は運転間隔が大きくなる
鶴見線は途中で枝分かれしており
海芝浦駅、大川駅、扇町駅の
みっつの終着駅がある
一番本数の少ない大川駅行きは
平日は朝4本、夕5本
鶴見8時25分発の電車をのがすと
次は16時53分発になってしまう
土休日はさらに減って
朝2本、夕1本のみ
川崎市内を走る路線のダイヤとは
思えないね

さて安房鴨川駅を
始発列車で出発した私達は
大川駅行き朝の最後の便に
なんとか間に合った



大川駅で通勤客が降りて
閑散とする車内

折り返し鶴見へ戻るこの列車に
乗りこんでくる人はわずかで
私のいた車両は
まるで貸切状態になった
駅舎はだいぶ年季が入った
簡素な建物だった


通勤客の多くが
駅の先にある踏切をわたっていった

貨物が廃止になったから
この踏切を列車が通過することは
もうないのかな…
大きく傾いた標識や
取り残された遮断棒がせつない


役目を終え
雑草に飲み込まれるレール

道路に残る踏切跡

再び乗車し
次の駅に向かう
大川駅近くの踏切で
遮断機の棒が線路側に倒れたとかで
安全確認のため
発車が数分遅れた

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